お口のトラブルからの体の不調~もしかしたら噛み合わせが原因かも?~
肩凝りや頭痛がなかなか治らない、なんだか顔も歪んでいる気がする…
もしかしたら、それらは噛み合わせが原因の不調かもしれません。
INDEX
噛み合わせが悪い状態とは?
上下の歯が上手く噛み合わず隙間ができてしまったり、お口を閉じた時に顎がズレてしまったりしている状態のことです。
前回のブログ「いろいろな噛み合わせ」で歯並びの不正咬合についてお話ししましたが、歯並びが悪いことで歯磨きが不十分になり汚れが残ってしまったり、特定の歯にだけ負担がかかることによってその歯の寿命を縮めてしまいます。
その結果虫歯や歯周病になってしまったりと、噛み合わせが悪いとお口の中の状態も悪くなってしまうのです。
お口の中だけではなく全身にも影響が
噛み合わせが悪いと、頭痛や肩凝り、お顔の歪み、眩暈など体にも様々な影響が出てきてしまいます。
例えば右側が上手く噛めないためいつも左側だけで噛んでいると、左側にばかり負担がかかってしまうため、左側の首の筋肉が緊張して傾いてしまいます。
その結果徐々に全身のバランスが崩れて歪んでしまい、体に様々な悪影響を及ぼしてしまのです。
どうして噛み合わせが悪くなるの?どうしたらいいの?
頬杖をよくついている、寝る時に顎に負担がかかる格好で寝ている
頬杖は片方の顎にだけに強い圧力がかかり歯が倒れてきてしまい、噛み合わせが悪くなってしまいます。
また、横向き寝やうつ伏せ寝など顎に負担がかかる姿勢も噛み合わせを悪くする原因です。
寝ている時間は平均で7〜8時間と長いため、その間ずっと顎が押し付けられた状態が続くとかなりの負担になってしまいます。
なるべく仰向けで寝るよう心がけましょう
不正咬合や口呼吸により、舌を正しい位置に収める事ができず、歯を押してしまう
不正咬合の場合、矯正治療をすることで歯並びがよくなり、歯の磨き残しや一部の歯への負担を減らす事ができます。
松友歯科クリニックでも歯磨きの指導や舌が正しい位置にあるかの確認を、矯正治療と一緒に行っています。
姿勢が悪く猫背になっている
猫背になると前屈みになるため肺が圧迫され、息苦しさから口呼吸をするようになってしまいます。
口呼吸になるとお口の中の乾燥により虫歯のリスクが高くなるだけでなく、歯並びにも影響が出てしまい、噛み合わせも悪くなってしまいます。
姿勢を良くして鼻呼吸をするよう心がけましょう。
片方だけで噛んでいる、食いしばりや歯軋り
虫歯や詰め物が外れたりして片方しか噛めない場合は、早めに治療をして左右両方の歯でバランス良く噛めるようにしましょう。
食いしばりや歯軋りはマウスピースを使用する事で歯と顎への負担を軽減する事ができます。
マウスピースは保険適応内で作製可能ですのでお気軽にご相談ください。
綺麗な噛み合わせで体の不調も綺麗になくしましょう!