歯が抜けてしまった!このままにしていても大丈夫?
虫歯や事故などでご自身の歯が抜けてしまった時、抜けたままにしてしまうと様々な不調が出てきてしまいます。
◾️歯が抜けてしまったのをそのままにしていたらどうなるの?
◯噛み合わせが悪くなってしまう
歯が抜けてしまうとそこの部位では噛めなくなる為、顎をズラして噛むようになります。
そうなると顎に負担がかかり、顎関節症になってしまったりします。
◯歯が伸びてしまう
抜けた所と対になっている歯が、噛み合う歯が無くなってしまったことによって伸びてきてしまいます。
これは歯自体が伸びているのではなく、元々骨の中に埋まっていた部分が出てきてしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
◯抜けた両側の歯が倒れてきてしまう
両側の歯が内側に倒れてきてしまうため、見た目の印象が悪くなってしまいます。
歯列を治すとなると矯正治療となるため、費用も多くかかってしまいます。
◯上手く発音ができなくなる
前歯が無くなってしまった場合、舌を前歯の裏側に当てて発音している「サタナラ」行が上手く発音できなくなります。
奥歯が無い場合は空気が漏れてしまうので「い」の口になる発音が難しくなります。
そうなるとご家族やご友人とのお話も楽しめなくなってしまいます。
◾️抜けてしまったらどうしたらいいの?
ブリッジ
無くなった歯の両サイドを支えとして固定します。
保険適応内で作成ができ、外科的な手術を必要としないので糖尿病や高血圧の方も作成することができます。
見た目も、笑った時に見える範囲の歯は白くすることもできる事があります。
デメリットとして、固定する為に両サイドの歯を削る必要があります。また両サイドの歯には大きな負担がかかるので、将来的にその歯を失ってしまう可能性があります。
入れ歯
ブリッジに比べて他の歯への負担も少なく済み、ブリッジでは対応が難しい広範囲の欠損にも対応が可能です。
保険内で作成が可能ですが、保険適応外のものだとお口の中で違和感が少なくお食事も楽しむ事が可能です。
デメリットは、部分入れ歯の場合クラスプという金属のバネを支えとなる歯に引っ掛ける事になるため負担がかかってしまいます。
歯茎が痩せたりして合わなくなった場合は作り直しが必要となります。
インプラント
顎の中に埋め込み固定する為、天然の歯と同じように違和感なく噛む事ができます。
味覚や温感、発音などにもほとんど影響がありません。
上に被せる人工歯も色々な素材から選ぶ事ができ、見た目も天然歯とほとんど変わりません。
デメリットは外科手術が必要となり何度も通院も必要となるため治療期間が長くなります。
保険適応外となるため、費用も多くかかってきます。
インプラントをより長く維持するため、定期的なメンテナンスも必要となります。
松友歯科クリニックでは、日本インプラント学会専門医である経験豊かな院長が、患者様とスタッフとのカウンセリングを通して、患者様に合った治療方法をご提案させていただきます。
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