骨粗鬆症と歯科、これって関係あるの?~歯科受診がとっても大事なお話~

  • 歯にいい話

近年、多くの女性に強い関心がある病気の一つに骨粗鬆症があります。

現在日本での骨粗鬆症の患者さんは約 1280 万人と言われ、男女比率では、男性 300 万人、女性 980 万人と圧倒的に女性の割合が多くなっています。

 

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症とは骨の密度が減少することで骨が脆くなり、骨折しやすくなる骨の病気です。

骨粗鬆症により骨が脆くなると、つまずいて手や肘をついた、くしゃみをした、などのちょっとした衝撃で骨折してしまうことがあります。

 

 

骨粗鬆症と歯科治療

骨粗鬆症が歯科治療に影響することもあります。

骨粗鬆症の薬のうち、ビスホスホネート製剤デノスマブ製剤を使用されている患者さんは、ごくまれに「薬剤関連顎骨壊死」という病気を引き起こすことがあり、歯科治療では慎重な対応がとられています。

同様に多発性骨髄腫や悪性腫瘍などの治療薬にも、薬剤関連顎骨壊死のリスクがあります。

 

顎骨壊死を発症すると、痛みや歯茎の腫れが生じたり、顎の骨が歯茎から露出したり、顔の皮膚から膿が出てきたりすることもあります。

骨粗鬆症の治療をしながら顎骨壊死を防ぐこと、そのために歯科受診が大切になります。

 

顎骨壊死を起こさせない3つのポイント

1.歯科治療でお口の環境を良好な状態に

虫歯、歯周病などの治療をきちんと受け、感染源をできる限り減らしましょう。

合っていない入れ歯もリスクになります。

歯茎にあたって傷ができ、そこから顎の骨へと感染することも考えられるので、入れ歯の調整は大切です。

 

2.毎日のケアで、お口の良好な環境を維持しましょう

虫歯も歯周病の予防も、大切なことは毎日のご自身によるケアです。

松友歯科クリニックでは、今さら聞けないようなハミガキの基礎から応用編まで親切、丁寧に説明いたします。

お気軽にご相談ください。

 

 

3.定期メンテナンスで専門家の力を借りましょう

きれいにしているつもりでも、汚れを除去できていないこともあります。

専門家の力を借りましょう。

特に歯周病予防では、定期的なプロケアで歯茎の中のプラークや歯石除去をすることが重要です。

松友歯科クリニックでは歯の定期メンテナンス(予防歯科)にも積極的に取り組んでいます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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