インビザライン・ファーストの費用が知りたい！費用負担を抑える方法も

こんにちは。愛媛県松山市にある松友歯科クリニックです。

インビザライン・ファーストは、成長期の子どもを対象にした矯正治療です。透明なマウスピースを使い、目立たずに歯並びを整えることができる人気の治療法です。

しかし、費用がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。通常の矯正治療と同様、インビザライン・ファーストの費用は歯の状態や治療期間によって異なりますが、一般的に高額になりやすいです。

この記事では、インビザライン・ファーストの費用相場について解説し、さらに費用負担を抑えるための具体的な方法も紹介します。

インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストは、成長期の子ども向けに特別に設計された透明なマウスピース型の矯正装置です。通常のインビザラインと同様、透明なアライナーを使用して歯並びを整えるため装置が目立ちにくく、審美的な負担が少ないのが特徴です。

また、インビザライン・ファーストは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に装置を外すことができ、生活への影響を最小限に抑えられます。乳歯と永久歯が混在する時期の子どもが対象で、永久歯のためのスペースを確保しながら、歯の位置を調整できます。

インビザライン・ファーストのメリット・デメリット

インビザライン・ファーストのメリットは、以下の通りです。

• 装置が目立たない
• 痛みが少ない
• 取り外しできる
• 将来の歯列不正を防止できる

装置が透明なため目立ちにくいだけでなく、取り外せるため日常生活への影響を最小限に抑えられるでしょう。成長を利用して顎の拡大と歯列の調整を行うため、痛みが少ないとされていることも特徴です。

インビザライン・ファーストでは顎の発育を促すため、将来の歯列不正を防止できることも大きな特徴です。

インビザライン・ファーストには、デメリットもあります。

• 子どもの協力が必要
• 費用が高額
• 治療期間が延びる可能性がある
• 定期的なメンテナンスが必要

装置の取り外しが可能なことはメリットですが、装着時間を管理しなければならないためデメリットにもなり得るでしょう。決められた装着時間（通常1日20〜22時間以上）を守らないと、治療効果が十分に得られない可能性があります。

家庭以外でも装着しなければならず、特に学校に通っている場合などはお子様ご自身で管理しなければならないため、期待した結果が得られないこともあるでしょう。保護者のサポートや子どもの自己管理が治療の成功に直結します。

後ほど詳しく解説しますが、インビザライン・ファーストの治療には保険が適用されません。そのため、費用が高額になる傾向があります。

また、治療中は定期的なメンテナンスが必要です。通常、1〜2ヶ月に一度程度の通院が必要で、スケジュール調整が求められます。

インビザライン・ファーストの費用

インビザライン・ファーストの費用は、治療を行う歯科医院や治療の複雑さ、治療期間によって異なります。一般的には50万円〜70万円程度が相場とされています。

永久歯と乳歯が混在する時期に治療を行うため、通常の矯正よりも細かな調整が必要で費用がかかる傾向があります。

インビザライン・ファーストの費用には、初診時の診断料、治療計画の策定費用、アライナーの製作費用、治療中の定期的なメンテナンスや調整費用が含まれることが多いです。含まれる費用は歯科医院によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

さらに、リテーナー（保定装置）などのアフターケアにかかる費用も考慮する必要があります。

インビザライン・ファーストの費用が追加となるケース

インビザライン・ファーストの治療費は、治療内容やお子様の状況によって変動することがあります。たとえば、マウスピースの作り直しが必要になった場合や、治療期間が予定よりも延長された場合、追加の費用がかかることがあります。

インビザライン・ファーストの費用が追加になるケースは、以下のとおりです。

マウスピースの追加・再作成

治療中に計画外のマウスピースの追加が必要になることがあります。たとえば、歯の動きが予想以上に早かったり遅かったりした場合、追加のマウスピースが必要でしょう。また、マウスピースを紛失・破損した場合、マウスピースの再作成が必要です。

歯科医院によって異なりますが、マウスピースの追加には別途費用がかかることがあります。

治療期間の延長

インビザライン・ファーストの治療期間は、通常数ヶ月から1年程度とされています。

しかし、歯の動きが予定通りに進まなかった場合には、治療期間が延長されることがあります。この場合、追加の診察や調整が必要となり、費用が増加する可能性があります。

リテーナーの作成とメンテナンス費用

治療後、歯の後戻りを防ぐためにはリテーナーを装着する必要があります。リテーナーの費用は別途必要になることが多いでしょう。また、リテーナーの使用期間中には定期的なメンテナンスが必要で、これらの費用も治療全体のコストに含める必要があります。

リテーナーを適切に使用しなかった場合、矯正治療を再度行わなければならなくなる可能性があります。リテーナーの費用と保定期間中のメンテナンス費用は、歯並びを維持するために非常に重要です。

インビザライン・ファーストの費用負担を抑える方法

インビザライン・ファーストの治療費は高額になりやすいですが、いくつかの方法で費用負担を抑えることができます。まず、分割払いを利用するのが一般的な方法でしょう。

多くの歯科医院では、無利子や低金利の分割払いプランを提供しています。一度に大きな金額を支払う必要がなく、毎月の支払いを軽減することが可能です。

ここでは、インビザライン・ファーストの費用負担を抑える方法を解説します。

デンタルローンの利用

デンタルローンの利用は、費用負担を軽減する有効な手段です。デンタルローンを利用すれば、治療費を長期的に分割して支払うことができ、家計への負担を軽減できます。

特に、高額な治療費がかかる場合は、ローンを利用すれば無理なく支払いを続けることができます。歯科医院によっては提携しているローン会社があるため、事前に相談して自分に合ったプランを見つけることが重要です。

クレジットカードの分割払い

クレジットカードを使った分割払いやリボ払いも、有効な支払い方法です。カード会社が提供するキャンペーンやポイント還元プログラムを活用すれば、実質的な負担を軽減できます。

ただし、カードの利用限度額や分割払いの条件をしっかり確認し、計画的に利用することが大切です。

キャンペーンや割引プランの活用

歯科医院によっては、インビザライン・ファーストの特別割引やキャンペーンを実施していることがあります。新規患者さま向けの割引や、特定の期間限定キャンペーンを利用することで、治療費を抑えられます。

情報は各医院のホームページやカウンセリングで確認できるので、積極的に活用しましょう。また、家族割引を提供している医院も多いです。兄弟や家族で同時に治療を受ける場合は、さらに費用を抑えられることもあります。

まとめ

インビザライン・ファーストの治療費は、一般的に50万円〜70万円程度が相場です。治療内容や追加のケアが必要な場合、費用が増えることがあります。

たとえば、予定外のアライナー交換や治療期間の延長、リテーナーの作成などに伴い追加費用が発生する可能性があるため、事前に確認しておくことが重要です。

費用負担を抑えるためには、分割払いの利用やデンタルローン、クレジットカードの分割払いなどを検討してみましょう。また、医院によってはキャンペーンや特別割引を提供している場合があるため、これらの情報も確認しておきましょう。

適切な計画を立て、無理のない範囲で治療を進めることが大切です。

インビザライン・ファーストを検討されている方は、愛媛県松山市にある松友歯科クリニックにお気軽にご相談ください。

当院では、一般歯科や小児歯科・小児矯正、ホワイトニング、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、お電話でのご予約もお待ちしております。