ホワイトニング

ホワイトニングをすればすぐに白くなりますか?

歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」という治療で120分程度で白くすることが可能です。

クリーニングとホワイトニングのちがいは?

見た目の美しさを向上させるために歯を白くすることに特化するホワイトニングに対して、クリーニングは、歯石と色素を取り除くことによって口内環境を整え、健康・美容をサポートするという点が特徴です。

ホワイトニングは安全ですか?

ホワイトニング剤の主な成分はホームホワイトニングの場合は過酸化尿素を使用し、オフィスホワイト人では過酸化水素を使用します。
このどちらも安全性は確認されており、FDAと呼ばれるアメリカ食品医療薬局では口腔内の殺菌剤としての安全性も保障しているものです。

白くなった歯は一生持つのですか?

ホワイトニングは一生もつものではありません。
個人差はありますが、基本的には後戻りをします。
追加でジェルを購入して追加漂白(タッチアップ)を行ったりすれば、白さをある程度持続させることも可能です。

ホワイトニングに欠点はありますか?

ホワイトニングに使用する薬剤は天然の歯に効果を発揮するもののため、被せ物、差し歯、詰め物などに使われるプラスティックやセラミックなどの人工素材には効果が出ません。ホワイトニング効果は永久的なものではありません。
知覚過敏の箇所や、虫歯や歯周病などの症状が現れている箇所は薬剤がしみて痛みが生じます。
また、健康保険が適用されず全額自己負担になリます。

誰でもどんな歯でも白くなりますか?

人工の歯はホワイトニングしてもほとんど白くならない、もしくは効果がありません。
詰め物や被せ物、入れ歯やインプラントなどが該当します。例えば銀歯が目立って嫌だという理由でホワイトニングしても、銀歯を白くすることはできません。
以前子供の風邪薬に含まれていたテトラサイクリンという抗生物質がありましたが、テトラサイクリンによって変色した歯もホワイトニングでもほとんど白くなりません。

ホワイトニングにおける注意点はありますか?

ホワイトニングの効果を最大限に発揮できるよう、まずは歯の表面にある歯石や歯垢、着色をまずクリーニングしてきれいにしておく必要があります。
ホワイトニングを行う場合でも、虫歯や歯周病のチェックは必ず行います。
もしホワイトニングを行う場所に虫歯や歯周病がある場合、まずはそちらの治療を先に行い、トラブルが起こらない状態にしてからホワイトニングを開始しましょう。

痛みや副作用はありますか?

ホワイトニングで最も頻度の高い副作用は、「知覚過敏(痛み・しみる)」です。
「知覚過敏」は冷たいものや温かいものを口に含んだ時に、歯がズキンとしみたり、痛んだりする症状の事です。特に日本人は、歯の一番表面のエナメル質が薄いため、副作用が生じやすい傾向にあると言われています。
ホワイトニングによって起こる痛みや知覚過敏は一過性で、時間の経過とともに必ず治るのでご安心下さい。

神経がない歯も白くなりますか?

神経のない歯は象牙質の部分に変色が起こるため、歯の表面のエナメル質に薬剤と塗布する従来のホワイトニングでは効果が得られません。
ウォーキングブリーチはこのような神経がない歯にも有効なホワイトニングの方法で、歯の裏側を少しだけ削って薬剤を充填して、象牙質の変色を漂白することができます。

ホワイトニングをすると歯が弱くなりますか?

ホワイトニング材は、熱や光で活性化されると酸素と水に分解されます。この分解された酸素が歯の内部の色素と反応して、歯を白くします。
ホワイトニングを行なっても歯の構造は変わらないため、歯が溶けたりも良くなることはありません。
刺激が歯の薄い部分や元々亀裂に一時的にしみることがありますが、歯にダメージを与えることはありません。

ホワイトニングは痛いですか?

知覚過敏の人は痛みを感じることがあります。歯周病などで歯茎が下がることで象牙質が露出し、象牙質には歯の神経に通じる象牙細管があるので、ここを通って神経を直接刺激し、しみると感じるのです。
ホワイトニングの施術では、ホワイトニングのジェルを使ったり、光を照射したりします。
歯の表面が健康的であれば、エナメル質は痛みから守ってくれるので、痛みを感じることはほとんどありません。