予防歯科

歯磨きだけで、
お口の
健康は維持できない

シニア世代の方が、後悔していることの第1位は、「歯の定期検診を受ければ良かった」です。シニア世代の多くの方は歯の健康が保たれておらず、後悔しておられます。歯は治療しても、ケアしないと再発します。繰り返し治療すると、最終的に歯を失います。大切なのは、プロのケアを定期的に受けることです。毎日の歯みがきはもちろん重要ですが、それだけではお口の健康は維持できないのです。

定期メンテナンス残存菌数グラフ

※長野大学 新庄文明先生

  • プロの目の定期チェックと
    ブラッシング指導

    お口の健康維持のために最も大切なのは、日々の歯みがきです。ご自身ではしっかり磨けていると思っている方も、実は思いのほか磨き残しがあるものです。プロによる歯みがき指導を受けましょう。患者さまに合わせた歯間ブラシ・フロス・歯磨き粉などのセルフケアグッズもご提案しています。

  • プロによる専門的なケアで
    むし歯や歯周病予防

    歯磨きでは取れない歯石や着色汚れなどを専用の器具でしっかり除去します。ホームケアをしっかり行っていても定期的にプロフェッショナルケアを受けることが大切です。

  • 早期に発見して
    悪くなる前にすぐ治療

    むし歯や歯周病は、自覚症状なく進行することも少なくありません。詰め物や被せ物は経過とともに劣化するので、むし歯が再発しやすくなってしまいます。治療後の歯も、定期的なチェックが必要です。
    当院のメンテンナスでは、検査とチェックを行うので、問題を早期に発見し、悪くなる前に治療できます。

年代別の予防歯科

年代によってケアの方法や目的は異なります。赤ちゃんから高齢の方まで気をつけていただきたい「予防」のポイントをご紹介します。

  • ~6歳

    永久歯のための、
    乳歯のむし歯予防時期

    仕上げ磨きや食習慣の指導を行います。お子さまに歯科医院に慣れてもらうことも目的です。

  • 6歳~12歳

    永久歯の
    むし歯予防の時期

    永久歯がむし歯にならないように、フッ素塗布をしたり、歯の溝を埋めてむし歯を予防するシーラントもご案内しています。

  • 12歳~20歳

    全ての永久歯が
    生えそろう時期

    食事や歯みがきが不規則になりがちなのでむし歯のリスクが上がります。歯列不正も目立つ年代なので、歯並びのご相談もお受けします。

  • 20歳~40歳

    むし歯や歯周病が
    放置されやすい時期

    この時期に放置された、むし歯や歯周病が中高年以降のお口の健康を左右します。また、顎関節症が発症する方が多い年代です。

  • 40歳~60歳

    歯周病予防と
    古い治療のチェックの時期

    歯周病が発症しやすい年代ですので、要注意です。また昔の詰め物や被せ物にトラブルがないかなど、歯とぐきのしっかりとした検査が大切です。

  • 60歳~

    食生活にはメンテナンス
    継続が必須の時期

    人生100年時代です。食生活を楽しむための治療と予防プログラムを提案します。誤嚥性肺炎を予防するためにもプロフェッショナルケアが必要です。